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春を連想させる日本の色と春色ロゴ4選!!

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2023.03.07
春うららかな3月となりました。あなたはこの季節、どんな色を想像しますか?

 

桜の花びらのような薄ピンク色、透き通る空色、菜の花の黄色、若々しい緑色etc…。

 

色には様々な意味合いがあり、色使いひとつでロゴの雰囲気もガラッと変わりますよね。

 

今回は、春らしい色のロゴを集めてみました。

 

そこには、色哲学とでも言うべき、採用した企業や団体の色に込めた思いがありました。

 

 

 

 

 

 

3月を代表する日本の色

 

 

日本には、四季折々の自然が恵んでくれた繊細な色合いが存在します。

 

私たちは無意識のうちにその微妙な色合いを感じとっていますよね。

 

その証拠に、日本には実に様々な色味に名前がつけられているのです。

 

中でも、3月のイメージカラーと言える4色をご紹介したいと思います。

 

薄桜

 

出典:暦生活「3月のいろ #にっぽんのいろ」

   

やはり何と言ってもまず浮かぶのは桜の色

  

この色、「薄桜(うすざくら)」はその名のとおり、桜の花を匂わす色です。

  

淡いピンクとも白とも言えない儚くも美しい色合い。

  

春の訪れを感じます。

 

菜の花

 

出典:暦生活「3月のいろ #にっぽんのいろ」

   

次も春の花から切り取られた色です。「菜の花色(なのはないろ)

  

少し緑色を帯びた黄色です。

  

菜の花は、食用にしたり油をとったり。

  

日本人にとっては古くから親しまれていた花です。

  

この元気な黄色を見ると春の陽気を思い起こしますね。

 

 

出典:暦生活「3月のいろ #にっぽんのいろ」

   

続いては、です。

   

平安時代から使われている呼び名だという「空色(そらいろ)」。

   

すっきりと晴れ渡った空を連想させます。

   

爽やかで陽気な青色。

   

こちらは春の澄み渡る青空が浮かびます。

 

若芽

 

出典:暦生活「3月のいろ #にっぽんのいろ」

   

この季節ならではの緑色があります。「若芽色(わかめいろ)」です。

   

早春に芽吹く若いの色。

   

色味が薄く、初々しさが伝わります。

   

「若さ」と「芽」が表現されているように、力強く芽吹くさまが春の瑞々しさを醸し出しています。

 

 

 

春色を連想させるロゴ

 

3月の日本のイメージカラーはどの色もとても繊細でした。

 

次にご紹介するのは、そんな繊細な色使いも含め、春を思わせるロゴ特選です。

 

 

ANA

 

出典: ANA Brand

 

色と聞いて思い出すのは、やはり航空会社ではないでしょうか。

 

こちらのANAはまさしく青と水色が基調になったロゴデザインです。

 

濃い青は「トリトンブルー」、 薄い青は「モヒカンブルー」 と命名されているそうです。

 

トリトンブルーはギリシャ神話の神「トリートーン」に由来。

 

海と空で違いはありますが、「旅の安全」を願う気持ちが込められています。

 

またモヒカンブルーは以前の機体外装デザイン「モヒカンジェット」のカラーが由来となっているそうです。

 

 

日本女子大学

 

出典: 日本女子大学 校章

 

こちらは、日本女子大学の校章。

 

創立者の教育理念が詰め込まれたというデザインは、1934年に制定されました。

 

中心にあるのは、

:神(Deity) :本体(Self-Identity) :人間性(Humanity) :三位一体(Trinity) :古くから福徳円満の完全な吉相として東洋のみならず世界的に使用されてきた記号

 

取り囲むのは、なのだそうです。

 

春の生成、秋の収穫を意味するとのことです。

 

 

VAIO

 

出典:Tayori Blog

   

SONYを代表するパソコン、VAIO

   

そのロゴは、「バイオ」という愛称の語感と関連づけられる「Violett =(菫色すみれいろ)」に仕上げられています。

   

多くのすみれは、3月から5月頃にかけて開花することから、春を告げる花の1つ。

   

そんなすみれ色をあしらったノートパソコン。

   

1997年の発売当時はPC市場を席巻しましたね。

 

 

伊藤園

 

出典:Tech+

 

鮮やかな緑の四つ葉のマークは、「お〜いお茶 緑茶」で有名な伊藤園

 

伊藤園の原点である日本ファミリーサービス株式会社創業時に、「社員と社員の家族が幸せになれるように」という想いが込められ、四つ葉のクローバーのモチーフのロゴデザインが採用されたそうです。

 

前身である「缶入り煎茶」を「お〜いお茶」へリニューアルする際に、現在の四つ葉のマークになったとのこと。

 

「自然と健康がもつやわらかさ、豊かさ、生き生きとした躍動感」を表現しているそうです。

 

 

 

まとめ

 

今回は3月の日本のイメージカラーと、春色を連想させるロゴをそれぞれ4つずつ挙げてみました。

特に後半のロゴでは、企業や団体、製品の色に込められた思いがデザインに反映されていましたね。

コーポレートカラーやその団体を代表するロゴには、とても興味深い色使いが施されているのです。

街の中に溢れるロゴの数々。見かけたらふと足を止めて何が連想されるか、思いを巡らせてみるのも楽しいかもしれません。

 

 

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参考文献

【[暦生活] 3月のいろ #にっぽんのいろ】

【[Tayori blog] コーポレートカラー、企業ロゴの色哲学、国内企業17の事例紹介】

【[Tech+] なぜ伊藤園のロゴには四つ葉のクローバーが描かれているの? -広報さんに聞いてみた】

 

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