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パロディ・オマージュ・盗作、それぞれの違いとは?詳しく解説します!

コラム
2022.05.03

新しくロゴを作る際に、有名企業やブランドなどのロゴデザインを参考にすることはよくありますよね。

ですが、デザインを参考にするだけでなく、『有名なコーヒーチェーン店のロゴデザインをアレンジしてロゴを作りたいな』といった感じで、有名企業やブランドなどの“パロディロゴ”を作ろうとしている方はいるでしょうか?

 

今回は、“パロディロゴ”を作ることに興味がある人に向けて、“パロディ”の意味“パロディロゴ”を作ることはOKなのかについて、2回に渡って詳しく解説していきます。

 

 

 

 

 

パロディとは?オマージュや盗作との違いも解説します!

パロディ・オマージュ・盗作の違いイメージ

 

バラエティグッズを取り扱うお店などでよく見かける「パロディグッズ」。

“有名キャラクター”や“有名企業ロゴ”などがユーモア溢れるデザインでグッズ化され、数多く販売されていますよね。

パロディは私たちの身近なもの・一般的なものとして存在している為、パロディ作品を作ることに抵抗を感じる人は少ないかと思います。

 

パロディの他に、似たような意味で使われる言葉“オーマジュ”というものもありますよね。

それから、“盗作(パクリ)”

 

パロディ・オマージュ・盗作それぞれには必ずオリジナル(元ネタ)が存在しますが、一体どのような違いによってこの3つに分かれるのか、ご存知でしょうか?

 

まずは、これら3つの違いについて詳しく解説していきましょう。

 

 

 

パロディ

パロディ(英:parody)はギリシャ語が語源となっていて、その歴史は紀元前まで遡るとのこと。その当時は、“模倣”や“類似作品”もパロディに含まれていたようです。

 

その後パロディの定義が移り変わり、現在は音楽や映画・文学などの様々な創作物のオリジナルに似せてユーモアや風刺・皮肉などを加えて作り替えた作品(またはその行為)をパロディとしています。

 

ユーモアのイメージ

 

パロディの特徴は、「パロディの元になったオリジナルの創作物(元ネタ)が、誰にでもすぐに分かる」点です。

 

パロディには「ユーモアや風刺などが加えられている」と先述しましたが、そのユーモアや風刺の部分だけではパロディの面白みはありません。

 

パロディに加えられているユーモアや風刺などは、元ネタとのギャップやひねりを効かせている為、元ネタを知っているからこそ感じる“面白さ”になっているのです。

つまりパロディは、元ネタが分からないと楽しめないものなのです。

 

パロディは、それを見たり聴いたりした人が元ネタを知っていないと成り立たない為、「パロディグッズ」は元ネタが分かりやすいよう、あえて有名キャラクターや有名企業ロゴなど“誰もが知っているであろうモチーフ”が使われるのです。

 

 

 

オマージュ

オマージュもパロディと同じように、オリジナルを作り替えた作品(またはその行為)です。

ただし、オマージュがパロディと違うのは、元ネタが「誰もが知っている訳ではない・すぐに分からない」点です。

 

パロディの場合は元ネタが分かるからこそ楽しめるものですが、オマージュの場合は制作者のオリジナリティの要素が強く、元ネタが分からなくても一つの作品として十分楽しむことができるように作られています。

 

その為、元ネタを知らない人にとっては“オリジナルの創作物”と感じるでしょう。

 

そして、元ネタを知っている人にとっては『これって、もしかして◯◯なのでは⁉︎』という気づきや発見がある為、より一層楽しめる作品となっています。

 

このように書くと、オマージュでは元ネタを“隠している”ように感じるかもしえれませんが、そういう訳ではありません。

 

オマージュとはそもそも、フランス語の「 hommage」からきた「尊敬」「敬意」「賛辞」といった意味の言葉です。つまりオマージュは、元ネタとなった創作物やその制作者への尊敬や敬意を込めて作られているものなのです。

 

尊敬のイメージ

 

元ネタを尊敬するからこそ、その要素を作品に取り入れ、元ネタから受けた影響や素晴らしさを制作者のオリジナリティによって表現している為、元ネタが“隠れて”いるのです。

 

オマージュはパロディと同じようにオリジナルを作り替えた作品と言っても、そのコンセプトは全く違ったものとなっています。

 

 

 

盗作

他人の創作物であるにも関わらず、その一部または全部を“自分が作ったもの”としてそのまま流用した作品(またはその行為)です。

俗に“パクリ”と言われたり、“模倣”と言われたりもしますね。

 

盗作のイメージ

 

盗作の場合もオマージュと同じで、元ネタを知らなければ“オリジナルの創作物”と感じてしまうでしょう。

ですがオマージュと違うのは、元ネタに尊敬や敬意は無く、『労力をかけずに創作物を作りたい』や『アイデアが思い浮かばないから拝借しちゃおう』といった目的で元ネタが使われている点です。

 

その為、オリジナリティが加えられたオマージュと違って、盗作の場合は“盗作だと指摘された部分”が「元ネタが分かれば、誰が見てもそのまま流用していると判断されるもの」となっています。

 

 

パロディ・オマージュ・盗作、それぞれの違いは以上のとおりです。

ですが、『まだちょっと、違いが分かりにくいなぁ…』という人の為に、この3つの違いを非常に分かりやすく表現した言葉が有名インターネット掲示板に書き込まれていたので、ご紹介しましょう。

 

  • バレて困るのがパクリ
  • バレると嬉しいのがオマージュ
  • バレないと困るのがパロディー

 

パロディ・オマージュ・盗作の違いが分からなくなった場合は、上記の言葉を思い出してみてくださいね。

 

思い出す女性のイメージ

 

さて、パロディ・オマージュ・盗作の3つの中で盗作は明らかにNGであると分かりますが、パロディ・オマージュ作品は何も問題が無いのでしょうか?

 

次回は、パロディ・オマージュ作品の是非や、パロディ・オマージュと「著作権」の関係について詳しく解説します。

※「著作権」については記事【知っていますか?ロゴの「著作権」について】にて詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧ください。

 

著作権のイメージ

 

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