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ロゴ制作を依頼したい!制作の流れと依頼するときのポイントとは?

コラム ロゴ作成
2019.12.10
手頃な価格でロゴ制作をしてくれる会社や、サービスが増えていますね。誰でも手軽にロゴ制作の依頼ができるようになりましたが、「どんな風に依頼したら良いんだろう?」「制作の流れってどんな感じ?」と思っている方も多いのではないでしょうか。

今回はロゴ制作の流れに沿って、依頼する時のポイントデザインの要望の伝え方などについてご紹介します。

 

■目次

-ロゴ制作を依頼する前に、ロゴについてちょっと知っておきたいこと

 

-STEP1-ロゴ制作依頼

 ▶︎依頼の際に、伝えておくこと

 ▶︎デザイナーのセンスに「おまかせ」しても良いロゴはできない?

  ・こんなロゴを作って欲しい!イメージがある場合の伝え方

  ・イメージは無い!そんな場合に伝えておくと良いこと

 ▶︎ロゴの提案数は多い方が良い!その理由とは?

 

-STEP2-ロゴ提案

 ▶︎「モックアップ」も提案してもらおう!

 

-STEP3-修正指示

 ▶︎依頼先の「修正回数」や「修正金額」に注意!

 ▶︎こうすると伝わりやすい!修正指示のやり方とは?

 

-STEP4-完成ロゴ納品

 ▶︎納品データに注意!色んな形式があるけど、何が違うの?

  ・印刷物には「aiデータ」が最適

  ・使い勝手は良いけど、取り扱い注意な「jpgデータ」

  ・WEBサイトで使用するなら「pngデータ」

 

-ロゴ制作依頼のまとめ

 

 

 

ロゴ制作を依頼する前に、ロゴについてちょっと知っておきたいこと

「ロゴ」とひとことで言っていますが、実は下記のように定義されています。それぞれの特徴も見ていきましょう。

 

【シンボルマーク】

「図形」の部分を指します。

図形なので「目に止まりやすく、覚えやすい」という特徴があります。「アイコン」のようなものですね。

正方形に収まる形にデザインされている場合が多いので、看板や名刺、地図で表示するなどの際に使いやすいです。

 

【ロゴタイプ】

「文字」の部分を指します。

ロゴデザインには「ロゴタイプ」だけのものもありますが、ロゴは必ずしも「シンボルマーク」も必要ということはありません。大手企業の「ソニー(SONY)」やチョコレートの「明治(meiji)」なども「ロゴタイプ」だけですね。

社名や屋号、ブランド名などがそのままロゴとしてデザインされるので、「とにかく名前を覚えてもらいたい」という場合には「ロゴタイプ」だけでも良いでしょう。

 

【ロゴマーク】

「シンボルマーク」と「ロゴタイプ」が組み合わされたものです。一般的に「ロゴ」といえば、この「ロゴマーク」を指します。

「シンボルマーク」と「ロゴタイプ」それぞれを単独で使うこともできるので、使い勝手が良いロゴデザインです。

例)アイコンには「シンボルマーク」だけ、バナーには「ロゴタイプ」だけ

 

ロゴ制作する際は「ロゴタイプ」だけで良いのか、「シンボルマーク」も一緒の「ロゴマーク」が良いのか、上記の特徴を参考に依頼してくださいね。

 

 

 

STEP1-ロゴ制作依頼

ロゴ制作会社にしても個人デザイナーにしても、ロゴ制作を依頼する際に依頼主の要望が上手くデザイナーに伝わらなくては、良いロゴは提案されません。

 

依頼の際に、伝えておくこと

ロゴデザインの方向性を伝えることも大切ですが、下記のような内容も伝えておいた方が良いでしょう。

 

  • 社名(屋号、ブランドなど)の由来
  • ターゲット(年齢、性別)
  • コンセプト・理念・社風
  • サービス・事業内容 …など

 

デザイナーはロゴが使われる場面や、ロゴを見た人がどういう印象を受けるのかもイメージしながらデザインするので、上記の情報があるとデザインしやすくなります。

また、これらの情報をロゴデザインに落とし込むことで、デザインに説得力を持たせることができます。

 

 

デザイナーのセンスに「おまかせ」しても良いロゴはできない?

デザインの方向性を伝える際は「とにかくかっこいいデザインで」や「とびきりお洒落なデザインで」と、デザイナー任せで良いのでしょうか?

依頼主が良いと思う「かっこいい」が、デザイナーの思う「かっこいい」と全く同じとは限りません。依頼主とデザイナーの間で感覚のズレが生じてしまうと、納得できるロゴが提案される確率が下がってしまいます。

では、どうすれば要望に近い提案をしてもらえるのでしょうか?ロゴのイメージがある場合と、無い場合でご紹介します。

 

こんなロゴを作って欲しい!イメージがある場合の伝え方

「かっこいいデザインで」だけでは、デザイナーには上手く伝わりません。イメージするもの・好みがある場合は、より具体的な言葉の方が伝わりやすいです。

例)

  • ゴシック書体で力強い感じ
  • ロゴタイプ(文字)の一部にアクセントが入っている
  • 紋章のようなシンボルマーク
  • シルエットのシンボルマーク

 

また、言葉で伝えるのが難しい場合は参考画像を提出することをオススメします。

ネット検索で出てきたロゴ画像の中から好みに合うものを提出すると、「依頼主はこういうのが欲しい・好みなんだな」と、デザイナーに伝わりやすくなります。

「ロゴタイプ」だけの場合、映画や漫画のタイトルロゴを参考に提出するのも良いかもしれませんね。

もし、手描きのイメージ(イラスト)があれば、それを提出するのも手です。

 

イメージは無い!そんな場合に伝えておくと良いこと

イメージするものが無くても大丈夫ですが、「イメージは特に無い」ということは先に伝えておいた方が良いですね。そのことも踏まえてデザインを提案してもらうと良いでしょう。

また、先述した【依頼の際に、伝えておくこと】の内容を元にデザインすることはできますが、これだけでは少し「材料不足」ですのでこんな情報も提出すると良いでしょう。

例)

  • 趣味
  • 好きな色
  • 好きな書体(フォント) …など

 

ロゴデザインに直接関係なさそうな事でも、デザイナーはこれらの情報からインスピレーションを得て、デザインに落とし込みます。

また、好きなロゴの画像をいくつか提出するのも良いですね。とにかく、依頼主の「好み」を伝えて「デザインの取っ掛かり」を作ることが重要です。

 

 

ロゴの提案数は多い方が良い!その理由とは?

デザイナーは色々なデザインを提案できますが、どうしてもデザインのクセ(イラストレーターで例えると「人によって絵柄が違う」と同じ)があります。

ですので、ロゴ制作を依頼する際にロゴのイメージがあっても無くても、依頼主の好みに合うロゴがデザイナーから提案されるかどうかは、依頼してからでないとわかりません。

提案数が多いと選ぶのに迷ってしまう心配がありますが、提案数が少なくて良いのは「依頼主の好みに合ったデザイナーを指名した場合」です。

特に、ロゴのイメージが無い場合は、提案数が多い依頼先にしておくのが安心です。

 

 

 

STEP2-ロゴ提案

「モックアップ」も提案してもらおう!

ロゴ提案で多いのは「白い背景にロゴだけがある状態」だと思います。

気に入った提案だったとしても、その状態だけでOKを出す(採用する)のはおすすめしません。では、どんな状態のロゴを提案してもらうのが良いのでしょうか?

それは「モックアップ」です。

「モックアップ」とは、実際に使うものに当てはめてみた「完成イメージ」のことです。

※RegleCasse様から掲載許可いただいております。

 

ロゴを使う場面は、名刺や看板やWEBサイトなど様々。

名刺のようにロゴが小さく印刷される場合に、「ロゴが縮小されてよくわからなくなった」ということになるかもしれません。

また、看板に当てはめてみたら「思っていたより目立たないかも…」という可能性も。

「実際に使ってみたら、何だかイメージが違った…」ということにならないためにも、「モックアップ」は必要です。「モックアップ」で提案してもらえるかどうかは、依頼先を決める際のポイントにもなります。

 

 

 

STEP3-修正指示

依頼先の「修正回数」や「修正金額」に注意!

提案されたロゴが一発OKという場合もあるかもしれませんが、何回も修正になることの方が多いと思います。

特に、依頼の時にはイメージが無かった場合、提案されたロゴを見てから「もっと○○風なデザインが良いかも…」とイメージが固まってくることもあるでしょう。

また、依頼時にイメージがあったとしても、いざ形になってみると「あれ?何か違うかも?」と思うことがあるかもしれません。そんな時にネックになってくるのが「修正回数」や「修正金額」です。

依頼先によって、金額に応じて修正回数が決まっていたり「修正1回につき●●円」と設定しているところもあるので、気軽に何回も修正することはできません。

修正回数に制限のない依頼先にしておけば、納得のいくまで修正依頼ができるので安心です。

 

 

 

こうすると伝わりやすい!修正指示のやり方とは?

修正指示の際、言葉で伝えるのは難しいこともありますよね。

「もうちょっと、こんなイメージで…」と伝えたい時にも、参考画像の提出は有効です。

また、色味の修正の場合は「カラーコード」で伝えるのも良いです。色をCMYKの数値で表現するものなので、「青みがかった緑で」と伝えるよりも確実に色味を伝えることができます。

「CMYK、色見本」とネット検索すると、カラーコードを調べることができます。

 

 

 

STEP4-完成ロゴ納品

納品データに注意!色んな形式があるけど、何が違うの?

完成したロゴはデータで納品されます。

ですが、依頼先によってデータ形式が違いますよね。使う目的にあった形式のデータが納品されるかどうかも、依頼先を決めるポイントとなってきますので、しっかり見ておきましょう。

 

 

●印刷物には「aiデータ」が最適

「aiデータ」とは、Adobe(アドビ)のグラフィックデザインソフト「Adobe Illustrator(イラストレーター)」でないと編集ができない形式です。

ただし名刺やポスター・看板といった印刷物をはじめ、ロゴを使った制作物を全て外注する場合は、ソフトを持っていなくても大丈夫です。

 

●使い勝手は良いけど、取り扱い注意な「jpgデータ」

「jpgデータ」はデジカメ写真と同じ形式で、画像データになります。背景は透明ではありません。

「jpg」は画像の圧縮形式のひとつで、データ容量は軽くなります。

Microsoft Word(ワード)やExce(エクセル)、PowerPoint(パワーポイント)などの文書作成に使うなら「jpg」が使いやすいです。ただし、グラフィックソフトで「データを開く・上書き保存する(別名保存する)」を繰り返すと「画質が劣化してしまう」という特徴があるので注意です。

 

●WEBサイトで使用するなら「pngデータ」

「pngデータ」も画像データですが、こちらは背景が透明(透過)になっています。イラストやアイコン、WEBサイトで使用する際に向いている形式です。

「jpgデータ」と違いデータ容量が重い形式なのですが、「データを開く・上書き保存する(別名保存する)」で画質が劣化することはありません。

 

 

 

ロゴ制作依頼のまとめ

ロゴ制作の依頼について、イメージできたでしょうか?

ポイントをまとめると、下記のとおりです。

  • デザイン以外の情報(社名の由来など)もロゴデザインの大切な要素
  • イメージや好みはできるだけしっかり・細かく伝えておく
  • 言葉で伝えにくい場合は「参考画像」を提出する
  • 「モックアップ(完成イメージ)」でも提案してもらう
  • 使う目的に合った納品データを確認しておく

ポイントをおさえれば、ロゴ制作依頼は難しくはありません。ぜひ、この記事を参考に素敵なロゴを作ってくださいね。

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