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周年記念ロゴを作る意味とは?ロゴの役割と作り方を解説します! その1

コラム ロゴ作成
2022.02.08

会社の設立や商品の誕生・サービス開始などから節目の年を迎えた際、それを祝う為に、通常のロゴとは別に“特別なロゴ”が作られる事があります。

 

それが「周年記念ロゴ」です。

 

「周年記念ロゴ」は、ロゴを見た人に“(会社や商品などが)〇〇周年を迎えた”ということがすぐに伝わるようなデザインとなっていますが、単に“〇〇周年を迎えた”ことを伝える為だけのツールではないことをご存知でしょうか?

 

今回は「周年記念ロゴ」について、一般的なロゴとは違った役割があることや、「周年記念ロゴ」を作る際のデザインのポイントなどについて、2回にわたって詳しく解説します。

 

 

 

 

 

「周年記念ロゴ」ってどんなロゴ?

疑問のイメージ

 

「周年記念ロゴ」の役割とは?

一般的に「ロゴ」というと、会社やお店・ブランドなどで使われる「企業ロゴ」や「ブランドロゴ」を指します。

 

これらのロゴは、記事【ブランディングに欠かせない、ロゴの役割と効果とは?】【ロゴの価値とは?ロゴの役割と必要性から詳しく解説します!】で詳しく解説していますが、会社やお店・ブランドなどの印象や雰囲気を伝えたり、同業他社と差別化を図る為の“目印”などの役割を担っています。

 

ロゴは全て、先述のような役割があるように思われるかもしれませんが、実はロゴの種類によって、少しずつ違った役割があります。

以前の記事では、「漫画タイトルロゴ」「ゲームタイトルロゴ」「企業ロゴ」それぞれの違いを解説しましたが、「周年記念ロゴ」も、「企業ロゴ」とは違った役割を担っているのです。

 

※「漫画タイトルロゴ」は【漫画のタイトルロゴ1 〜制作の流れとロゴの特徴〜】、「ゲームタイトルロゴ」は【ゲームのタイトルロゴ1 〜企業ロゴ、漫画ロゴとの違いとは?〜】にて詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。

 

 

 

周年を迎えたことの可視化

周年に気づく女性のイメージ

 

本記事の冒頭でも少し触れましたが、「周年記念ロゴ」はロゴを見た人々に“(会社や商品などが)〇〇周年を迎えた”ということを伝える役割を担っています。

 

ですが、周年を迎えたことはキャッチコピーなどの文字だけで表現したり伝えることもできますよね。

『わざわざロゴにする必要ってあるの?』と思われる方もいるのではないでしょうか。

 

記事【ブランディングに欠かせない、ロゴの役割と効果とは?】でも解説していますが、実は人の脳は、文字よりも図案の方が記憶に残りやすい性質がある為、図案(=ロゴ)で情報を伝えた方が覚えてもらいやすかったり、記憶に残りやすいのです。

 

また、周年を迎えたことをロゴによって表現することで、“〇〇周年を迎えた”ということを人々に早く伝えることも可能となります。

 

周年行事やイベント・キャンペーンなどを行う場合は期間限定で開催することなるので、できるだけ早く周知する必要がありますよね。

「周年記念ロゴ」は、そんな時に便利なツールなのです。

 

 

 

周年行事・イベントの“顔”

ロゴデザインによる印象の違い

“〇〇周年を迎えた”ことを伝えるだけが「周年記念ロゴ」の役割ではありません。

 

節目を迎えた機会に、『(会社や商品などを)もっと多くの人に知ってもらう為に宣伝していこう』『販売促進の為のキャンペーンを開催しよう』など、会社やお店が何らかの周年行事やイベントを企画するケースは多いかと思います。

そのような場合に、「周年記念ロゴ」は周年行事などの“顔”としての役割も担うことになります。

 

記事【形と色でこんなに変わる!ロゴが与えるイメージの話】で詳しく解説していますが、ロゴはデザイン(シンボルマークの色や形、フォントなど)によって、様々なイメージを人々に与えることができます。

 

例えば、華やかな「周年記念ロゴ」であれば盛大に周年を祝っている印象になりますし、厳かな「周年記念ロゴ」であれば、これまで歴史を積み重ねてきた信頼感を強調することができます。

 

そして、「周年記念ロゴ」のイメージはそのまま周年行事やイベントのイメージとして人々に伝わるので、周年行事・イベントの“顔”となるのです。

 

 

 

「周年記念ロゴ」を作るメリット

メリットのイメージ

 

会社や商品などが周年を迎えた場合に「周年記念ロゴ」を作るケースは多いのですが、“必ず「周年記念ロゴ」を作らなければいけない”といったことはありません。

 

ですが、「周年記念ロゴ」を作成することでメリットが発生するので、周年を迎える際には「周年記念ロゴ」を作ることをおすすめします。

 

 

 

周年事業やイベントの“目印”として活用できる

「周年記念ロゴ」があれば、周年事業やイベントの“目印”として活用する事ができます。

 

例えば、チラシやポスター・Webサイトに「周年記念ロゴ」が掲載されていると、周年事業やイベントに関連した情報が発信されていることがすぐにわかります。

商品であれば、パッケージに「周年記念ロゴ」が印刷されていると、周年キャンペーンの対象商品であることがユーザーやターゲットに伝わりやすくなり、周年キャンペーンへの参加率を上げることが期待できます。

 

周年ロゴあり・なしのイメージ

 

 

 

会社や商品などへの注目度を高めることができる

「周年記念ロゴ」は、企業ロゴ・ブランドロゴなどとは違って、お祝い感のある華やかなデザインや“おかげさまで〇〇周年”といったスローガンが入っているなど、目につきやすいデザインで作られるケースが多いです。

 

また「周年記念ロゴ」は、周年事業やイベントに合わせて積極的に使用されるので、既存のロゴよりも人々の目に触れる機会が増えます。

 

そうすると、人々の関心が周年事業やイベントに対してだけでなく、“周年を迎えた会社や商品そのもの”に対しても向けられる可能性が高まります。

 

「周年記念ロゴ」によって、会社や商品そのものへの注目度を高められると、会社の信頼度が高まったり、商品の購買機会が増すなどの効果が期待できます。

 

注目している男性のイメージ

 

 

 

デザインの統一感を演出できる

「周年記念ロゴ」は、周年事業やイベントに関するデザインを統一しやすくなります。

「周年記念ロゴ」に使われているカラーやモチーフなどを、チラシやポスター・ Webサイトやノベルティなどにも使うことでデザインの統一感を演出することができます。

 

デザインが統一されていると人々に安心感や信頼感を与えることができるので、周年事業やイベントを通じて、会社や商品のイメージアップが期待できます。

 

 

 

社員の意識改革にも効果あり

ロゴは人に様々な印象やイメージを与えると先述しましたが、それは「内部(社員やスタッフなど)」に対しても同じです。

 

記事【ブランディングに欠かせない、ロゴの役割と効果とは?】で詳しく解説していますが、ロゴデザインによって“企業理念”などを表現すると、目指すべきものが明確になる為、社員やスタッフの意識が同じ方向へ向きやすくなります。

 

そしてこれは企業ロゴ・ブランドロゴだけでなく、「周年記念ロゴ」でも同じ効果を発揮します。

 

周年を迎えた喜びやユーザーへの感謝、さらなる発展への決意などなど…「周年記念ロゴ」のデザインに込められたメッセージやイメージなどは「周年記念ロゴ」を通じて社員やスタッフに共有され、同じ意識を持って周年を迎えることができるのです。

 

団結している社員のイメージ

 

 

次回は「周年記念ロゴ」を作る際のデザインのポイントについて、詳しく解説していきます。

 

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