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ロゴを魅力的に見せる!看板の種類と特徴

コラム
2020.07.14
前回の記事【お店の看板にロゴは必要か?】では、看板にロゴが必要な理由と、看板のロゴをデザインする際のポイントについて解説いたしました。

今回は、様々にある看板の中からよく使われている種類と、その看板の特徴についてまとめました。

 

 

 

 

 

よく使われている看板の種類と特徴

せっかくロゴを作るのであれば、そのロゴが魅力的に見えるような看板を作りたいですよね。

ですが、「看板」とひとことで言っても、その種類は様々。「どんな看板にすれば良いのか分からない…」という方も多いでしょう。

 

そんな方の為に、看板の種類とその特徴を簡単にまとめました。

 

 

プレート看板

プレート看板

凹凸の無い平面的なタイプ看板で、よく使われる素材として「アルミ複合板」「ステンレス複合板」があります。

「プレート看板」は厚みの無い看板なので、厚みのある平面的な看板「パネル看板」に対して、「ペラ看板」と呼ばれる事もあります。

 

 

アルミ複合板

最近の「プレート看板」と言えば、一般的に「アルミ複合板(発砲樹脂をアルミ板で挟んだもの)」で作られています。

「アルミ複合板」の看板はフルカラーで作成が可能なので、どんなデザインのロゴでも看板に出来ます。さらに、サイズも小さなものから大型のものまで対応可能、カット加工(型抜き)もOK…と、自由度の高いタイプの看板です。

重量も軽い為、設置する場所の制限があまり無いという点も魅力です。

しかも、耐久性がありながら安価で作成が可能な為、飲食店や医療・教室関係、サロン…業種問わず、多くのお店や会社で使用されています。

 

良い事ばかりの「アルミ複合板」ですが、ひとつデメリットを挙げるとすると「高級感が出しにくい」点でしょう。

「アルミ複合板」自体の厚みがあまり無く、木製や鉄製の看板に比べて質感が無いので「安っぽく」見えてしまいがちです。

質感的に高級感を出しにくい為、「お店や会社の雰囲気に合わない」となる事もあるでしょう。高級な雰囲気を出したい場合は、ロゴや看板のデザインに工夫が必要です。

 

 

ステンレス複合板

「アルミ複合板」に比べて高級感が出る「プレート看板」が、「ステンレス複合板」です。

ステンレスのベースを活かして、ロゴだけのシンプルなデザインの看板にするのが一般的です。「アルミ複合板」に比べて自由度は下がりますが、ステンレスの質感が高級感を出してくれるので存在感は十分です。

ステンレスの質感で「かっちりした」雰囲気になる為、会計事務所や法律事務所といった、“堅め・まじめ”な業種の表札等でよく使われています。

また、「スタイリッシュ」「高級感」といった雰囲気にしたい場合に向いるので、サロン系に使用するとオシャレな雰囲気を演出できます。

 

 

 

 

切り文字看板

板から文字(ロゴ)を切り出して作られるタイプの看板です。

切り出した文字を壁面に直接貼り付ける場合と、“脚”を付けて壁面から浮かせて付ける場合があります。

こちらの看板もいくつか板の素材があり、素材によって看板の雰囲気が変わります。

 

 

カッティングシート

看板と言うと、「立体的に掲げられているモノが看板」と思われるかもしれませんが、それだけではありません。

「カッティングシート」は、ドアや窓のガラス等に「塩ビフィルム」を貼るタイプの看板で、ビルの1室にあるお店や会社等で、窓に大きくロゴが貼られているのがそれです。

「カッティングシート」は看板として「目を引く」以外に、「ガラス面の装飾」「目隠し」の役割も持っているので、美容室やカフェ、クリニック等でよく使われています。

 

また、ガラス面以外にも、広い壁面やシャッターに貼ったりという使い方も出来る看板です。

カッティングシート

 

 

アクリル製

切り文字-アクリル

切り文字の中でも、よく使われる素材です。

透明のアクリル板にカラーのカッティングシートを貼って切り文字を作ると、「断面が透明な切り文字」となり、スタイリッシュに見える看板を作る事が出来ます。

アクリルという素材なので、どんなお店・会社でも使えますが、「ナチュラル」よりは「都会的」な雰囲気にしたい場合に向いている看板です。

 

 

木製

切り文字-木製

ナチュラルで優しい雰囲気で、存在感のある看板になります。

木の種類や色によっても雰囲気が変わり、自然の木目は“他には無い”印象を与えます。

ナチュラル感が強くなるので、女性や子どもがターゲットとなるカフェ、教室、雑貨屋、美容室などで多く使用されています。

 

 

アイアン製

鉄を使う場合は黒一色で作られるので、看板としては地味に感じるかもしれませんが、シンプルで存在感のある雰囲気の看板になります。

時間が経ち、錆が出てくると、それもまた看板のデザイン(味)となるのも、アイアン製看板ならではの部分です。

鉄なので、「無骨なイメージにしか合わない」と思われるかもしれませんが、ロゴデザインによっては優しい、柔らかい雰囲気にも合う看板になります。

こちらも、カフェ、工房、雑貨屋など、様々な業種で使用されています。

 

 

 

 

箱文字看板

「切り文字」よりも、さらに立体的なタイプの看板です。

シンプルなロゴでも立体的になる事で、高級感・存在感のある看板になります。

こちらの看板もいくつか板の素材があり、素材によって看板の雰囲気が変わります。

 

 

カルプ文字

カルプ文字

「カルプボード(発砲ウレタン樹脂に板を貼り合わせたもの)」を切り出して作ります。

金属のものより軽量で安価で作成可能な為、切り文字看板の中でもよく使われている素材です。

飲食店やクリニック、オフィス等、様々な所で使われています。

 

 

チャンネル文字

「カルプ文字」に対して、ステンレスや真鍮などの金属を使って作る箱文字を指します。

金属なので価格は当然上がりますが、「ステンレス複合板」と同じように素材が金属である分、高級感や重量感のある看板に出来ます。

銀行やオフィス、クリニックやサロン系でよく使用されていますが、飲食店や雑貨店等で「スタイリッシュ」「高級感」の雰囲気にしたい場合にもオススメです。

 

 

 

ここでご紹介したのは、看板の中の、ほんの一部の種類です。

 

看板は、四角くて平面的なモノだけではありません。

看板の形や素材の選び方で、ロゴを効果的に見せる事が出来るので、ぜひこの記事を参考に素敵な看板を作ってくださいね。

 

 

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