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満足のいくロゴを作ってもらう為に、デザイナーに伝えるべき情報とは?

ロゴ作成
2020.06.02

ロゴ作成を発注する際、ロゴ作成会社でも、個人デザイナーでも、コンペ形式でも、“どんなロゴを作ってほしいのか”ということをデザイナーに伝えなければいけません。

しかしこの時、ロゴデザインの要望を上手く伝えられなければ、たとえ経験豊富なデザイナーがロゴ作成を手掛けたとしても、依頼主が希望するロゴを作ってもらうことはできません。

 

実は、満足のいくロゴを作ってもらう為には、ロゴ作成を手掛けるデザイナーの「デザイン力」だけでなく、依頼主が要望を伝える際の「情報」と「伝え方」が関係しているのです。

 

今回は、ロゴ作成の発注の際に“どのようなことを、どんな風に”デザイナーに伝えると満足のいくロゴを作ってもらえるのかをまとめました。

ぜひ、ロゴ作成発注の際の参考にしてみてください。

 

 

 

ロゴデザイン発注の際に、伝えるべき情報と伝え方

依頼主なら誰でも「見た目が良いロゴ」を作ってほしいと思うでしょう。ですので、「どんなデザインにしてほしいか」についてはデザイナーに伝えますよね。

具体的なデザインのイメージが無い場合でも、「とりあえずカッコいい・オシャレなロゴにしてほしい」といった要望は伝えるでしょう。

 

しかし、デザイナーに伝えるべき情報は、「どんなデザインにしてほしいか」だけではありません。

 

 

① 作りたいロゴについて

アイデアのイメージ

ロゴ作成発注の際、「会社のロゴ」「お店のロゴ」といった具合に、何のロゴを作ってほしいのかについては必ず伝えるでしょう。

ですが、その情報だけでは、デザイナーにはロゴについての“表面的な事”しか伝わりません。

 

ロゴは、単に会社やお店、商品などの「名前をかっこよくデザインしたモノ」ではありません。

様々なデザインの要素によって、「会社・お店・商品“らしさ”を表現できるツール」なのです。

“らしさ”が表現できるという事は、競合との差別化が図れます。つまりロゴは、ブランディングに欠かせないツールという事になります。

 

また、“らしさ”が表現されているロゴはありきたりなデザインではない為、人々の印象に残りやすくなり、認知度のアップにも繋がります。

※ロゴのブランディングや認知度については、記事【ブランディングに欠かせない、ロゴの役割と効果とは?】で詳しく解説しています。ぜひ、併せてご覧ください。

 

伝える情報

●名前の由来 ●ターゲットについて(男女・年齢など) ●キーワード

 

【名前の由来】

実はロゴデザインをする上で必要な、多くの情報を含んでいる場合があります。「名前の由来」には、企業理念やコンセプトが含まれている事があるからです。

企業理念やコンセプトとマッチしたロゴにする事で、デザインに説得力が生まれます。

その為、“見た目だけが良いロゴ”と違って、見る人に正しく企業理念やコンセプトを伝える事が出来るのです。

 

【ターゲット】

「ターゲット」をデザイナーに伝える事は、ロゴの認知度を上げる為にも必要です。せっかくロゴを作るのだから、ターゲットの目に留まるロゴにしたいですよね。

ターゲットが分かれば、デザイナーはターゲットの目に留まりやすいようなデザインをロゴに盛り込む事が出来るのです。

 

【キーワード】

ロゴのデザインを「こんな風にしてほしい」と伝える際、色や形以外に伝えると良いのが、ロゴデザインのアイデアの元となる「キーワード」です。

「キーワード」は、ロゴのデザインイメージを伝えるのも良いのですが、会社やお店、商品のイメージについて伝える事をおススメします。

デザイナーは依頼主の会社やお店、商品について詳しい情報を持っていません。ですので、どんなデザインにすると“らしさ”が表現出来るのかが分かりません。

「キーワード」を出すという事は、依頼主とデザイナーの間で、会社やお店、ブランドのイメージを擦り合わせる事を意味します。

「キーワード」が多い程、デザイナーはロゴデザインの方向性を決めやすくなるので、思いつく限り「キーワード」を提出してみましょう。

 

 

 

伝え方

「名前の由来」や「ターゲット」については、そのまま伝えれば良いですが、「キーワード」についてはどんな風に伝えれば良いか、少し悩んでしまいますよね。

 

単語を並べるだけでも構いませんが、会社の場合であれば「企業理念」や「キャッチコピー」を、お店や商品の場合は「コンセプト」を伝えると良いでしょう。

競合他社には無い、依頼主だけの特徴(強み)があれば、それを「キーワード」として伝えましょう。

 

〈例〉

・美肌、健康、アンチエイジング

・子供から大人まで、親しまれる会社

・人々の暮らしに、もっとハッピーを

・安くておいしい定食屋さん

 

デザイナーが会社やお店、商品について深く知れば知るほど、「こういうデザインにした方が、“らしさ”が表現できるだろう」と、ロゴデザインのアイデアを出す事が出来るのです。

 

 

 

 

② ロゴの色

色相環

ロゴ作成発注の際に、「色」についても要望を伝える事は多いでしょう。

しかし色についても、伝え方によって良い提案をしてもらえるかどうかが変わってきます。

 

伝える情報

●どんな色にしたいか ●どんな印象にしたいのか ●その色にした理由

 

【どんな色にしたいか】

例えば「赤」をイメージカラーにしたいとします。

ですが、「赤」と言っても「明るい赤」から「暗い赤」、「濃い赤」から「薄い赤」と、様々な「赤」がありますよね。

ロゴのデザインが同じだったとしても、微妙な色の違いによって、ロゴの印象は随分変わってしまいます。

依頼主がイメージする色がある場合、「色(例:赤)」だけではなく、「どんな色味なのか(例:暗めの赤)」まで伝えておきましょう。

 

【どんな印象にしたいか】

もし、イメージする色が無い場合は、色を指定しなくても大丈夫です。

ただし、「どんな印象のロゴにしたいのか」という情報は、必ず伝えておきましょう。これは、色を決める上で非常に重要な情報になります。

 

色は、見る人に様々な印象を与えます。

※色が人に与える印象については、記事【ロゴデザインを引き立てる!色の持つ効果】にて詳しく解説しています。併せてご覧ください。

 

「ロゴをどういった印象にしたいのか」という情報があれば、デザイナーは依頼主が人々に与えたいと思うイメージに合う色を選んでデザインしてくれます。

 

【その色にした理由】

「どうしてもこの色を使いたい」という理由がある場合は、それも伝えておきましょう。

例えばロゴデザインのリニューアルの場合、「これまで使ってきたイメージカラーを引き続き使いたい」という事もあるでしょう。

依頼主としては「この色には、これまでの歴史や親しみがある」という思いがあるかもしれませんが、リニューアルの場合、デザイナーは「今までのイメージと変えた方が良いかな?」と考えて、色味(明るい・暗いなど)を変えてしまうかもしれません。

また、特別な思い入れのある色であれば、その色が引き立つようなデザインを考えるヒントにもなります。

 

 

 

伝え方

イメージカラーの最も簡単な伝え方は、「参考の画像を提出する」ことです。

 

例えば、インターネットで「ロゴ,赤」と画像検索すれば、様々な「赤色のロゴ」が検索結果に出てきます。

その中から、依頼主のイメージに近い「赤色のロゴ」を参考として提出すれば、「明るい赤」や「暗い赤」といったあいまいな表現よりも、より的確にデザイナーに伝える事ができます。

 

また、「カラーコード」を使って確実に色を伝える方法もあります。

※「カラーコード」については、記事【ロゴ制作を依頼したい!制作の流れと依頼するときのポイントとは?】でご紹介しています。ぜひ、併せてご覧ください。

 

 

 

 

③ NGのデザイン

NGのイメージ

ロゴ作成を依頼したい方の中には、「作って欲しいロゴのイメージが全く無い…」「とりあえず、何でも良いから“おまかせ”で作ってほしい」と、思っている方もいるかもしれません。

しかし、依頼主がどんなロゴデザインが好みなのかがデザイナーに伝わらなければ、“おまかせ”で作ってもらっても、満足のいくロゴが出来る可能性は低いでしょう。

 

そこで、「イメージが無い」といった場合には、「こんなロゴにはして欲しく無い」という要望を伝えましょう。依頼主が作ってほしいロゴを、消去法を使ってデザイナーに伝えるのです。

 

伝える情報

●NGのロゴデザイン ●NGの色 ●NGの理由

 

【NGのロゴデザイン】

「こういうのを作ってほしい」というイメージはハッキリしていなくても、「こういうのは好きじゃ無い」というのはあるでしょう。

デザイナーにとっては、NGを避ける事=OKをもらえる事に繋がるので、依頼主のNGを知ることは重要です。

 

【NGの色】

デザイナーは依頼主の要望を元に「このロゴには、この色が最適だろう」と思って色を決めますが、それが依頼主の好みと合っているとは限りません。

特に色というモノは、人によってかなり好みが分かれるデザイン要素です。

「NGの色」を伝えていないと、色を決めるだけで何度も提案・修正を繰り返す事になるかもしれません。

 

【NGの理由】

「NGな事に理由も伝えるの?」と、少し面倒に思われるかもしれませんね。

しかし、「なぜ、それがダメなのか」という事が分かれば、デザイナーはより深く依頼主の好みを知る事ができるので、その分、良い提案をしてもらえる可能性が高まるのです。

 

 

 

伝え方

「NGのロゴデザイン」や「NGの色」も言葉で伝えるのは難しいので、「参考の画像を提出する」とイメージが伝わりやすいでしょう。

 

「このロゴデザインは好みじゃないな…」「こういう色じゃない方が良い」というものをいくつか提出すれば、デザイナーは「この依頼主はきっと、こういうのが好きなんじゃないかな?」と“予想して”デザインします。

 

可能な限り多くの「これはNG」という資料を提出しておくと、デザイナーも「依頼主にとっては、どんなデザインならOKなのか」を“予想”しやすくなり、提案されるロゴデザインも「こういうのじゃないんだけどな…」という事が減るでしょう。

 

少ない要望を出しても、それに十分に応えてくれるデザイナーも居るかもしれませんが、そんなデザイナーばかりとは限りません。

少し手間に感じるかもしれませんが、初めにしっかりと依頼主とデザイナーの間でイメージの擦り合わせが出来れば、最初の提案から要望に近いロゴを提出してもらえるので、修正指示の手間が省け、結果的にスムーズにロゴ作成が進むのです。

擦り合わせのイメージ
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