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ロゴデザインコンペで採用されるコツとは?

コラム
2020.05.19
ロゴ作成の仕事は、ロゴ作成会社や、個人事務所を持つようなデザイナーだけが受注している訳ではありません。デザイナー初心者でもロゴデザインの仕事ができる可能性があるのが、「ロゴデザインコンペ」です。

 

「ロゴデザインコンペ」は、クラウドソーシングで多数の案件を探せる上、簡単に応募することができます。デザイナー初心者にとっては、実績作りの場としてちょうど良いでしょう。

 

しかし、「ロゴデザインコンペ」には、デザイン経験豊富なデザイナーも多数応募する為、デザイナー初心者が採用を勝ち取るには“コツ”を知っていなければいけません。

 

今回は、「ロゴデザインコンペ」で採用される為のコツをご紹介します。

 

 

 

 

「ロゴデザインコンペ」採用のコツ

依頼主の要望をしっかりと読み取る

要望を確認するイメージ

「ロゴデザインコンペ」には、依頼主が作って欲しいロゴの内容が記載されているので、まずはそこから依頼主の要望をしっかりと読み取ることが重要です。

 

コンペは直接受注する場合と違って、依頼主の要望を事細かに確認することが難しい為、募集要項に書かれた情報から「依頼主がどのようなロゴを求めているのか」を見極めて、デザインを考えなければいけません。

 

例えば、募集要項に「シンボルマークは丸・カラーは赤」と書いてあったとします。

ロゴデザインを考えているうちに、「シンボルマークは、丸よりも四角の方がカッコいいかな?」「色は赤より、緑の方がいいんじゃない?」と、募集要項の内容とは違ったデザインになることもあるでしょう。

そうして最終的に「かっこいい・おしゃれ」なロゴが出来たとしても、「依頼主が要望しているものと違う」デザインが採用されるかは難しいところです。

ただし、出来上がったロゴデザインが募集要項の内容と違っていても、依頼主が求めているものをきちんと形にできているのであれば、「他の提案とは一味違う」と印象付けられる為、採用の可能性は高くなります。

 

 

 

 

依頼主についてリサーチする

リサーチのイメージ

コンペの募集要項には、限られた情報しか掲載されていません。

依頼主自身が、どのような情報がロゴ作成に必要なのかが分からず、あまり情報を載せていないこともあるでしょう。そういった場合は、自分でリサーチすることも必要です。

依頼主がWebサイトを持っていれば、業種や業態、企業理念などについて詳しく知ることができます。

また、新規企業か老舗かによっても、ロゴデザインの雰囲気を変える必要があるでしょう。

 

依頼主が“ロゴデザインに要望するもの”に上記のような要素をデザインに加えることで、より“依頼主らしさのあるロゴ”を作ることができ、依頼主の興味を引く事が出来るのです。

 

 

 

依頼主の要望にプラスαの提案をする

アイデアのイメージ

「依頼主の要望と違うロゴデザインは採用されにくい」と先述しましたが、依頼主が要望した“そのまま過ぎる”ロゴデザインも採用されにくいでしょう。

 

コンペの場合、直接依頼を受ける場合と違って、多数のロゴデザインと並べられます。

つまり、デザインに目を引くものが無ければ、他の提案の中に埋もれてしまうのです。

そこで必要になってくるのが「プラスαの提案」です。

 

依頼主の期待を超えるアイデアが盛り込まれたロゴデザインは、当然採用率が上がります。

 

 

 

「モックアップ」による提案

※RegleCasse様から掲載許可いただいております。

「モックアップ」というのは、ご存知でしょうか?

実際にロゴを使うモノ(名刺や看板など)の写真にロゴを合成した、完成イメージのことです。

ロゴデザインを提案する際、この「モックアップ」も一緒に提案することをおススメします。

 

「ロゴデザインを提案するだけでなく、わざわざ合成イメージも作らないといけないなんて…」と、ちょっと面倒に感じるかもしれませんね。

しかし、「モックアップ」があるのと無いのとでは、提案の見栄えが断然違ってきます。

 

依頼主にとって、ロゴデザインの「かっこいい」や「おしゃれ」といった見た目はもちろん重要です。

しかし、それよりも大事なのは「実際にロゴを使ったらどんな見栄えになるのか?」という事。

 

名刺やパッケージ、看板など、様々なツールでロゴを使ってみたイメージを依頼主に見せる事で、「このロゴなら使いたい!」と思ってもらえれば採用率は上がります。

経験豊富なデザイナーはロゴデザイン提案の際、必ずと言って良いほど「モックアップ」も一緒に提案しています。

デザイナー初心者でも採用を勝ち取ろうと思うのであれば、経験豊富なデザイナーのものと並んでも見劣りしない提案をする必要があります。

 

 

 

デザインコンセプトを伝える

依頼主にとって、できるだけ見た目の良いロゴを採用したいという気持ちはあるでしょう。

しかし、“ただ見た目が良いだけのロゴ”と“デザインコンセプトがちゃんとあるロゴ”では、どちらが採用されるでしょうか?

 

実はロゴにとって、「ロゴがどのようなコンセプトでデザインされたのか」というのは、依頼主がロゴを活用する際に重要な要素となります。

 

有名企業のロゴで、ロゴデザインの由来がWebサイトなどで紹介されているのを見たことがあるかと思います。

ロゴデザインの由来が、企業の社風や、理念を込めたデザインになっていることがほとんどでしょう。

ロゴデザインの由来をユーザーが知ることで、企業イメージが良くなったり、ブランディングを高めたりすることが出来るのです。

 

見た目がどんなに良くても、デザインコンセプトが無い=「中身の無いロゴ」では、ただの“飾り”の役割しか持てません。

 

依頼主にとって、デザインコンセプトがある=「価値のあるロゴ」であれば、採用したいと考えるでしょう。

ロゴデザインを提案する際は、コンセプトもきちんと考え、依頼主に伝えるようにしましょう。

 

 

 

まずは得意分野に応募してみる

デザイナー初心者に限らず、デザイン経験豊富なデザイナーでも、デザインの得意・不得意はあります。

ですので、募集内容を見て「自分ならデザイン出来そう」と思う分野に応募した方が、採用率が上がります。

苦手と思う分野に応募することもデザインの勉強としては必要なことですが、採用率アップを目指すのであれば、まずは得意分野からチャレンジする方が良いでしょう。

 

 

 

複数のデザインを提案する

複数から選ぶイメージ

“渾身の一案”を応募するのも良いですが、それが採用されるのは稀かもしれません。

先述したように、コンペの場合は多数提案されたロゴデザインと比べられます。

つまり、依頼主は多くのデザインの中からより好みに近いロゴを決めることができるので、少しでも好みと違っていれば(他に、より好みのデザインがあれば)、採用してもらえないのです。

 

採用率のアップを目指すのであれば、“渾身の一案”から別パターンも作って、複数の提案をすると良いでしょう。

デザインのどういった部分が依頼主に“刺さる”かは、提案してみないと分かりません。これはコンペに限らず、直で依頼を受ける場合でも同じです。

シンボルマークの色やロゴタイプなど、少し変えるだけで採用されることもあるので、一案だけよりも複数のデザインで提案してみましょう。

 

特にカラーについては、コンセプトがしっかりしていれば、依頼主の指定したカラーと別のカラーが採用されることもあります。

これは、依頼主が「何となく、このカラーが良いんじゃないかと思って…」と決めている事が多いからです。

 

また、依頼主に明確なロゴのイメージが無い場合も、複数の提案は有効です。

複数の提案をする場合は、ひとつの案件につき3案程度提案するようにしてみましょう。

●A案…自分の中ではおススメのデザイン案

●B案…おススメのデザイン案のカラーや形を少し変更

●C案…全く別のアプローチのデザイン案

直で依頼を受ける場合でも上記のような提案をする事が多く、意外とC案が採用されたりすることがあります。

 

 

 

締め切り直前の提案がおススメ

締め切りのイメージ

コンペ形式では、提案されたロゴデザインが公開されている※ことが多くあります。

※依頼主の意向により、提案が非公開となっている場合もあります。

 

ロゴデザインの採用が提案の先着順で決まる訳ではないので、提案するのは早くても遅くても同じ…と思われるかもしれませんが、実は提案が公開されていることで違いが出てきます。

 

提案が公開されているという事は、ロゴデザインを“参考にされる”という事です。

その為、早めに提案してしまうと、他のデザイナーが“自分の提案と似たようなロゴデザイン”を提案することもあるのです。(そういったデザイナーばかりではありませんが)

また、似たようなロゴデザインが提案されてしまうと、自分の提案の採用率が下がってしまう事にも繋がります。

 

せっかく一生懸命考えたロゴデザイン。真似されるような事は避けたいし、できるだけ採用率を上げたいですよね。そういった場合には、締め切り直前に提案することをおススメします。

※ただし、依頼主がよほど気に入ったロゴデザインが提案された場合は、早めに募集を終了することもあります。

 

 

ロゴをデザインする際のポイントや、ロゴが依頼主にとってどのような役割を果たすのか…「ココロゴ」ではロゴに関する様々なコラムを掲載しています。

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