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コロナ禍を乗り越えるための活動 〜ロゴ編〜

コラム
2020.09.08

世界中で、未だ猛威を奮っている新型コロナウイルス。

感染拡大の終息のメドが立たない中、私たちは厚生労働省から公表された「新しい生活様式」という生活スタイルを実践しながら、この困難を乗り越えなければならない状況になりました。

 

ところで、コロナ禍を乗り越える為に、身の回りで様々な活動が行われている事はお気付きでしょうか。

今回のコラムでは2回に渡り、コロナ禍を乗り越える為の活動として、「ロゴ」と「サービス」に起こった変化に注目してご紹介していきます。

 

 

 

 

 

コロナ禍によるロゴの変化

「ソーシャルディスタンス」の啓発活動に活用されたロゴ

ソーシャルディスタンスロゴ

コロナ禍において、いち早く変化が現れたのが「ロゴ」でした。

 

新型コロナウイルス感染対策として有効とされ、今ではすっかり広く認知された「ソーシャルディスタンス(SocialDistance=社会的距離)」※ですが、感染拡大初期の頃はまだ、多くの人々にとっては馴染みのない事でした。

※「ソーシャルディスタンス」は、人との距離をおよそ2メートル保つことを推奨しています。

 

そこで、「ソーシャルディスタンス」を啓発する為に活用されたのが、「ロゴデザインにソーシャルディスタンスを取り入れる」という取り組みでした。

誰もが知っている様々な大手企業が、ロゴを“ソーシャルディスタンス仕様”にする事で、世界中の人々に「ソーシャルディスタンス」を呼びかけたのです。

 

この啓発活動は日本より先に感染拡大に見舞われた海外から始まり、やがて日本国内でも様々な企業などがロゴを“ソーシャルディスタンス仕様”に変更。「ソーシャルディスタンス」という取り組みが、徐々に人々の間に浸透していきました。

 

ロゴを活用した「ソーシャルディスタンス」の啓発活動については、記事【ロゴで啓発活動!新型コロナウイルス感染拡大防止をロゴで呼びかける動き】で詳しくご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。

 

 

 

「みんなで乗り越えよう」という活動にロゴを活用

大手企業に限らず、様々な会社やお店などのロゴが“ソーシャルディスタンス仕様”になりましたが、ロゴに現れた動きはそれだけではありませんでした。

 

新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化し、ついに緊急事態宣言が発令。

およそ1ヶ月半で緊急事態宣言は解除されましたが、経済活動において深刻な影響を及ぼしました。

この深刻な状況を受け、人々にとって政府よりも身近な存在である自治体から、「みんなで力を合わせて乗り切ろう」と呼びかける動きが出てきたのです。

そこで登場したのが、新型コロナウイルス対策を訴える自治体独自のロゴです。

青森ロゴ

画像引用元 | 青森県 AomoriOvation 〜ロゴマークダウンロードページ~

 

ロゴには、市民に馴染みのある“市のキャラクター”を採用している自治体もあり、より一層「この地域のみんなで頑張ろう」というメッセージ性を強めています。

高槻ロゴ

画像引用元 | 大阪府高槻市 「スクラム高槻」を合言葉に新型コロナ対策に取り組もう

 

 

また、この活動をより広める為に、多くの自治体はロゴデータを自由にダウンロードできるよう、無料配布※を行っています。

通常ロゴは、著作権などの問題もあり、ロゴデータを自由にダウンロードできるようにはしていません。しかし、「みんなで頑張ろう」という活動を早く・広く認知してもらう為に、特別に配布を行っています。

※ただし、ロゴの利用については規約が設けられています。

 

 

 

啓発活動におけるロゴの役割

ロゴと言えば、会社やお店を表す“顔”といったイメージが強いかもしれませんが、実は啓発活動にも大いに活用できるツールなのです。

では、どういった点が啓発活動に向いているのか、解説していきましょう。

 

 

「ロゴマーク」は印象に残りやすい

啓発活動では、啓発したい事を人々の記憶に残さなくてはいけません。

「スローガン」や「キャッチコピー」といった言葉(文字)による啓発活動でももちろん効果がありますが、より記憶に残りやすい点で言えば「絵」の方が効果的です。

なぜなら、人の脳は「文字よりも絵(図形)の方が記憶に残りやすい」という性質がある為、ロゴマーク(シンボルマーク)がある方が、文字だけよりも覚えてもらいやすいのです。

 

 

「ロゴ」があるとメッセージが伝わりやすい

「ロゴ」には、言葉(文字)だけよりもメッセージが伝わりやすいという利点もあります。

 

先にご紹介した、大手企業による“ロゴのソーシャルディスタンス仕様”は、とても分かりやすい事例だと思います。

ロゴのデザインが“離れている”だけで、多くの人々に分かりやすく「ソーシャルディスタンス」を呼びかける事ができました。

ロゴは、例えシンプルなデザインだったとしても、色や形によって多くの情報やメッセージを人々に伝える事ができるのです。

 

※ロゴが色や形によって様々なイメージを与える事は、記事【形と色でこんなに変わる!ロゴが与えるイメージの話】で紹介しています。ぜひ、こちらもご覧ください。

 

 

「ロゴ」は啓発活動にピッタリのツール

真岡市ロゴ

画像引用元 | 栃木県真岡市 コロナ対策・啓発用真岡市ロゴマークデータについて

 

記事【名刺やチラシだけじゃ勿体ない!もっとロゴを活用しよう】でもご紹介しましたが、ロゴは様々なところに活用されています。

様々なところに活用されているという事は、“活用しやすいツール”という事でもありますね。

 

さて、啓発活動で大切なのは「広く人々に知ってもらって、浸透させる事」です。

広く人々に知ってもらうには、まずは人々の目に留まる機会を増やす必要があります。目に留まる機会が増えれば認知度が上がり、啓発活動の目的である「広く人々に知ってもらって、浸透させる事」ができます。

 

そんな啓発活動を促進させるのにピッタリなツールが、「ロゴ」なのです。

ロゴは会社やお店、ブランド名をデザインする為だけではなく、啓発活動にも活用できるのです。

 

 

今回は、コロナ禍を乗り越える活動のうち、「ロゴ」に注目してご紹介しました。

次回は、「サービス」に関する活動ついてご紹介いたします。

 

 

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